膝の異常を感じていたので、しばらく走るのを休みました。

ランニングとしては１週間ぶり。

長距離歩きが間に数回ありました。
名古屋伏見から２時間。
小幡緑地公園を１時間半。
カラオケ店まで往復１時間40分。

そろそろ、大丈夫だろう．．．という事で。


今回のスタートラインは、中部中学校のグラウンド前。
奥の方で、野球部が練習していますね～。　吹奏楽もやってました。
他にも、ジャージやウォームアップを着ている若者もいましたね。

若いっていいな～．．．懐かしい。

さあ、スタートですね．．．。　いや、前回の反省を少し書いておきましょうか。
膝の件も含めて。

実は、フォームと呼吸とペースをそれぞれ研究しているんです。
データとして掴んで、活かしたいと思って。　楽な走り方の方法。

そこで、前回後半で感じて実行した、力を抜きつつ固める．．．。
．．．これは、失敗だったような気がしています。
結果ではないにしても、傾向として痛みに繋がった可能性が高い。
脚を棒にして膝に負担がかかった．．．。

普段の動きには問題は無しですが、早歩きや遅走りでは痛みが出た。　少しね。
そして、弾んでしまうこと。　脚を棒にするとカラダが上下するから大きな運動になる。
これらが、前回の反省点でした。　それを踏まえての今回のフォームです。

では、スタートです。　2時20分。　空気はかなり冷たい。　風は弱いが気温は低そう。
出足は好調。　絶好調。　ペースが速い。
1周と決めていたので、カラダが勝手にダッシュしている感じでした。

さて、フォームです。　膝を少し曲げて衝撃を吸収する。　僅かな前傾姿勢で蹴り出しを制御。
足を運ぶ事をしない。　意識的にしない。　つんのめる勢いを使って前に進む感じ。
肩も振らない。　意識的にはダランダランみたいな。　自然な動きに任せる。
腰を前に出さない。　むしろ引き気味。　エネルギー循環のため。　下半身へ酸素供給。

ペースが速かったスタート。　案の定、すぐにバテてしまった。　1700くらいでペースダウン。
原因は呼吸系。　今までの3回のランでは、呼吸系は万全、余裕があり、自信があったのです。
しかし、出だしのハイペースは負担が大きかったらしい。
外気の冷たさも関係している。　肺が冷たくて～。　心臓もキツかった～。　なので、ペースダウン。

でも、過去のスローペースよりも遥かに速い速度だった。　ここは驚いた。
カラダが順応、対応、レベルアップした事を実感できたのでした。

膝は．．．大丈夫。　全く違和感なく進んでいました。　中盤2500くらいから、あの、安定期。
ここで上着を脱ぎます。　この時の気温の低さが分かりますね．．．。
呼吸も落ち着いてきました．．．足取りもいい。　少しペースアップですね～。

なかなかいい感じのコントロールです。　いいタイムが期待できそうですね～。
．．．と、その時です。　前方に父息子3人の自転車を発見。　ここは狭い歩道です．．．。
あ～．．．マズいな～。　上手くかわせるかな？
下の弟がグズッて立ち往生している。　父が2人に歩道の脇へ寄るように声をかけている。
僕が走って来ているのに気付いたようだ。
すると、グズリながらも、弟は父の横へピタリと．．．兄は少し先で停止。

その光景を見た僕は、感動に包まれたのである。　走りながら嬉しかったのである。
込み上げてくる感謝の気持ちが、すれ違いざまに口から飛び出す。　「ありがとうございます」
兄の横を通り過ぎる時も、「ありがとう！」．．．気持がいい。　最高の一瞬でした。

兄は何度も父に尋ねていた．．．どうして、ありがとうなの？　と．．．。

このハプニングは僕に力を与えてくれたのです！　もの凄いパワーです。
足取りは、より快適に、軽快に、息を弾ませ．．．絶好調再び。
ここからは、全くペースを落とすことなく走り続けられたのです。

．．．さあ、タイムは、19分でした。
ちょっと良過ぎですよね～．．．もうベストタイムじゃないのかな～。

でも、呼吸系の乱れが解消されれば、まだ短縮できる要素はある。
脚は大丈夫だったから．．．。　ペース配分ミスもあったし．．．。
1周ならまだしも、5周とか視野に入れたら？　今回は奇跡的エネチャージもあったしね～。

楽しかったな～。　嬉しかったな～。　良かった～。　この雨と寒波が過ぎたら、また走ろう！