先日、友人から預かったPCには、ノートンのインターネットセキュリティーがインストールされていた。それは、どうにもならないほど "重く" パソコンに負荷がかかっていた。

メモリの占有率は１００％近くに達し、頻繁に画面落ちやシャットダウンが繰り返された。
搭載メモリが少ない事は致命的だったが、まともに動かないパソコンは使えない。
やむなくノートンを諦めてマイクロソフトの無料セキュリティーソフトを導入してみた。
エッセンシャルというアプリだ。
「当然、軽い動作を身上としているはず」とたかをくくっていたが．．．驚いた。

Wikipedia からの引用文
「最低限必要な動作環境はオペレーティングシステムによって異なり、Windows XPでは500MHzのプロセッサ、256MBのメモリを必要としている」
「マルウェアの数が増大している一方、処理能力が低めな環境でも動作するようにシステムリソースの消費を抑えた設計となっている」
「定義情報の更新は一日あたり3回、Microsoft Updateを通じて行われる」
「なお、Microsoft Security Essentialsはファイルへのアクセス監視が主であり、万能ではない。メモリの使用方法に関する監視を行うためには、技術的な知識が必要となるが、別途Enhanced Mitigation Experience Toolkitを併用すべきである」

最低環境を満たしていない点（メモリ容量不足）は認めるが、パソコン起動後のセキュリティースタートが遅い（１５分以上後）のは、危険すぎる。
また、常時サーバーへのアクセスがあるとしか思えないほどのビジー状態の連発もいただけない。

うたい文句とはかけ離れた動作に頭を抱えた。
「まるで、ノートンと変わらないではないか．．．」